RoBoRoBoSummerCamp2019_Report

ロボロボの会 サマーキャンプ2019は、沖縄科学技術大学院大学 OIST シーサイドハウスで、9/14(土)~16(月祝)の2泊3日で開催。今回も総勢70名余(内、ジュニア35名)が、それぞれのミッションを無事に終了しました。その様子を簡単にご紹介します。

初心者ロボットプログラミング

初心者の1日目と2日目はRoboRAVE競技を参考にした紙工作×ロボットプログラミングを体験しました。
ロボットに厚紙で作ったバケツを取り付け、ピンポン玉をより多く運んだほうが勝ち!
今年は県内のCoderDojoからNinjaが多数参加。二人1組で協力し合いながら、ピンポン玉を落とさずに運ぶための工作と、ライントレースのプログラミングに熱中していました。
希望者はハンダゴテを使った電子工作(ピカピカLEDペンダント)の体験もしました。
3日目はロボカップジュニア・サッカービキナーズ競技のミニ大会を開催しました。

Arduino Hands-on

昨年に引き続き、初級者向けArduinoハンズ・オン・セミナー「超音波センサをのせたロボットを作ろう! 動かそう!」というテーマでArduinoを使ったロボット工作に取り組みました。Arduinoを搭載するロボット制御基板やギヤモータの組み立てなどの電子工作とプログラミングを組み合わせた難易度の高い講座でした。
また、本講座を昨年受講した参加者向けに中上級者向けArduinoハンズ・オン・セミナー「Hack the Arduino!」というテーマで、昨年のサマーキャンプで自作したArduinoロボットを持参し、Arduino言語の最適化とカスタマイズの基礎を学んびました。
どちらも、講師はロボカップ世界大会のジュニアサッカー競技で優勝経験のある政岡さんが担当しました。

キット卒業体験

今年の新しい取り組みとして、中上級者向けArduino ハンズ・オン・セミナー「Arduino とブレッドボードを使った“キット卒業”体験講座」というテーマで、ロボットを動かす電子回路の配線にチャレンジする講習プログラムを実施しました。
講師はロボカップ世界大会のジュニアサッカー競技で優勝経験のある樋口さんと安原さんが担当しました。

ロボカップ世界大会出場経験者との交流、参加者による成果発表

ロボカップ世界大会出場経験者である政岡さん、樋口さん、安原さんによるトークセッションも行いました。ロボット作りの魅力、ロボット競技との出会いや世界大会に出場して得られたことなど、とても参考になるメッセージをたくさんいただきました。
また、参加者による成果発表として、自分自身やグループ活動として取り組んでいることや成果を発表してもらいました。普段は別々の学校に通っている参加者同士が互いの活動にふれ刺激や気づきを得ることができた良いプレゼンテーションの場となりました。

サマーキャンプ恒例。エキシビションマッチ

ロボカップ世界大会で実際に使用したロボットと参加者のロボットの夢の対決!
“あれ?動かないー!!”などなどハプニング続出でしたが、最後はロボットを分解して参加者に説明していただきました。

おまけ

今年も保護者の皆さんの手作りの食事を美味しくいただきました。本当に感謝です。夕食後の交流会、今年も盛り上がりました!

修了式

ロボロボの会のサマーキャンプでは参加者に修了証を授与します。また、保護者も含めて全員から一言感想をいただくのがお約束です。

みんなで集合写真

参加者の皆さん、お疲れ様でした。Mavericks 政岡さん、INPUT 樋口さん 安原さん、ロボロボの会の先輩たち、保護者の皆さん、皆さんのご協力に心から感謝いたします。来年もまたキャンプでお会いしましょう!!